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不妊治療…体外受精…

前項では、人工受精について触れてみました。そして、この項では体外受精について考えてみたいと思います。精子と卵子が受精するための手助けをする体外受精は、不妊治療の切り札と言えるかもしれません。(事実、人工授精でも赤ちゃんを授かることができなった夫婦が、最後の治療として体外受精を試みるという認識があります。)

○体外受精…
体外受精は人工受精と異なり、良質な卵子も母体から採取します。そして、人工受精と同じ方法で採取した精子と卵子を受精させた後、母体に戻します。この高度生殖医療を、体外受精といいます。
何故、体外受精が切り札といわれているのか…それは、きちんと受精が確認された段階で母体に戻すからです。もちろん、受精卵が子宮内できちんと着床→成長するかどうかが鍵を握ります。しかし、妊娠成功率は人工授精に比べてかなり高い確率になります。高度生殖医療は、<どうしても私たちの赤ちゃんが欲しい>と願っている夫婦のための治療法です。そして、無事に体外受精で赤ちゃんを授かることは、本当に素晴らしいことだと思います。
ただし体外受精をするにあたって、様々なリスクを伴うことも理解しておく必要があります。

※多胎妊娠の可能性…
たまに5つ子ちゃんや6つ子ちゃんの誕生が、ニュースで放映されます。体外受精の場合、妊娠成功率を上げるために複数の受精卵を母体に戻します。その結果、すべての受精卵が着床し妊娠に至るケースがあります。5つ子ちゃんや6つ子ちゃんは、まさにそのケースなのです。夫婦は1人の赤ちゃんを望んでいるかもしれませんが、多胎妊娠する可能性があることも覚えておかなければなりません。

※母体の負担について…
体外受精は、母体から卵子を採取します。その時、麻酔や大量出血によって、相当の負担が掛かる可能性があります。体外受精は、母体に大きなリスクを伴うことを理解しなければなりません。

※体外受精の費用について…
体外受精は、人工受精に比べてかなり高額な費用になります。何故なら、より高度で繊細な技術が求められるからです。人工受精は1回につき2~3万円ですが、体外受精は数十万円掛かります(=保険適用外)。体外受精のリスクとして、費用の点もしっかりとどめておく必要があります。
こうしたリスクも伴う高度生殖医療:体外受精ですが、赤ちゃんを授かることができないと言われた夫婦にとって、妊娠する可能性が見出せた画期的な治療法であるのは言うまでもない事実なのです。
だからこそ、しっかりと医師の説明を聞いて、体外受精の有無を選択する必要があります。