TOP > 不妊治療について > オリモノからわかる、体からのサイン
▽スポンサードサーチ


オリモノからわかる、体からのサイン

生理期間でなくても、女性の体からは分泌液が出ますが、この分泌液を「オリモノ」と呼びます。オリモノは、子宮の中や出口付近、膣で作られる分泌液が外に出てきたものです。膣内を清潔にしてうるおいを保ち、膣口から雑菌が侵入するのを防ぐという大切な役割を持っています。

オリモノの中には、デーテルライン菌という善玉菌が常在しています。膣は肛門に近いため大腸菌に触れてしまうことが多く、また、膣内にはカンジダ菌というカビの一種も常在しているため、不安定な状態になりやすいのですが、善玉菌のはたらきによって、健康な状態が保たれています。
正常なオリモノは、半透明でさらっとしているものや、卵の白身のように白っぽくとろみがあります。下着についたものが乾くと、黄色やクリーム色になりポソポソとして見える場合もありますが、これは健康な状態ですので神経質になることはありません。また、生理期間の前後は、多少の血液が混じり、茶褐色になる場合もあります。

排卵前から排卵後には粘り気が強くなり、伸びるようになります。オリモノがこのような状態になったら、体が妊娠しやすくなったサインのひとつ。妊娠を希望する場合は、オリモノの状態もよく観察するといいでしょう

ただし、生理期間に近くもないのに、大量の血液が混じる、ピンクや茶色のオリモノが出てくる場合、あるいはチーズのようなボテッとしたオリモノ、ヨーグルトのようなぼそぼそとしたもの、泡立っているもの、インフルエンザの時に出る鼻水のような緑色のオリモノが出た場合、また、水のようなオリモノがあふれるよう大量に出る場合は要注意。性感染症や、女性特有の病気の疑いがあります。見た目には異常がないように見えても、耐えられないほどかゆみが強い場合や、魚のような強いニオイがする場合なども注意が必要です。病気がひそんでいるかもしれません。はやめに婦人科に相談するようにしましょう

なお、おりものの状態だけで、病気かどうかを特定することはできません。とくに、自己判断はもってのほか気になる症状や心当たりがある場合は、病院で検査するのが原則です。また、もしも性感染症になってしまった場合、放置しておいて治ることはまず有り得ません。仮に一時的に症状がおちついても、それは治ったわけではありません。
性感染症や婦人科系の病気を放置すると、子宮筋腫や子宮頸がんを引き起こしたり、卵管の癒着など不妊の原因になってしまうケースもあります。異常に気づいた場合は、恥ずかしがらずに、すみやかに病院で検査するようにしましょう。