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生理の状態もチェックする 生理からわかる、体からのサイン

毎月訪れる生理。生理の周期や、生理期間などは気にしても、生理そのものを気にする女性は案外少ないのではないでしょうか。しかし、生理は女性の健康の大切なバロメーター。とくに、経血をしっかり観察してみると、体調のチェックや管理に役立てることができますよ。

まず、経血の量ですが、個人差はありますが1回の生理期間で、60gから100g程度排出されるのが通常です。毎回多少変化があり、50から180gほどの間であれば、正常の範囲内と言えるでしょう。生理中には生理用品で受け止めますので明確な量はなかなかわかりにくいですが、生理2日目や3日目の、いわゆる「多い日」1日で、30g前後。大さじで2杯くらいと言われています。これは、2〜3時間くらいで1度ナプキンを取り替える程度の量。タンポンを使用する場合はもうすこし間隔が空き、3〜5時間に1回というところでしょう。また、年齢とともに減っていく傾向にあり、20代がピークで140g程度。その後加齢とともに減っていき、閉経直前になると20g前後まで減少します。

このことから、経血の量には非常にばらつきと個人差があり、正常かどうかを見極めるのは難しいと言えますが、1時間ごとにナプキンを取り替えないと不安であるとか、出血が多すぎて貧血を起こしてしまう状態が生理のたびに起きる場合は、何らかの異常の疑いがあります。また、経血が極端に少なく、たとえば始まったと思ったら2日程度で終わってしまった、などという場合も、女性ホルモンの分泌になにかトラブルがあるかもしれません。

量だけでなく、生理の状態もよく観察しましょう。経血の成分の約60%は血液でできています。その他に、子宮内膜のはがれたものや、子宮からの浸出液などが含まれます。見た目は赤っぽい褐色をしていて、体外に排出されたばかりのときは、より血液に近い赤色をしており、時間の経過とともに酸化して黒褐色になっていきます。色がベージュのような茶色の場合は、経血でなく、不正出血の可能性があります。

経血に混じって黒っぽいカタマリのようなものが排出されることもありますが、これは子宮内膜のはがれおちたものです。マッチ棒の頭くらいの小さなものが少量混じる程度であれば問題ありません。しかし、レバーのような大きなカタマリが出てきた場合や、経血そのものがゲル状になっている場合、あるいはあまりにたくさん出てくるような場合は、女性特有の病気がひそんでいるケースがあります。

このように、生理の様子からさまざまな健康状態を計ることができます。少しでも不調や違和感を感じたら、1度婦人科に相談してみることをお勧めします。