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高温期に生理になった!?

高温期がなんだか長く続いている…。もしや妊娠!?と思ったのに、高温期のまま生理がきてしまった。妊娠していなかったのか…とガックリ。でも、高温期のまま生理があることってあるのでしょうか。

女性の体は、黄体ホルモンの分泌が始まると、「高温期」を迎えるのが一般的です。黄体ホルモンが分泌されると、子宮内膜が厚く成長し、赤ちゃんが育つためのベッドとなります。黄体ホルモンには体温を上昇させる働きがあるため、体温は「高温相」となって表れるのです。

妊娠していない場合、黄体ホルモンの分泌が終わると成長した子宮内膜がはがれおち、体外に排出されます。これが「生理」です。黄体ホルモンの分泌が終わると、体温が下がり始め「低温期」を迎えます。低温期の最中に、卵巣内の卵胞ホルモンは排卵の準備を始め、排卵を迎える…と、女性の体はこういうサイクルになっています。
ですので、理論上は、高温期の最中に生理になることはありません。ですが、ホルモンバランスの崩れなどにより、高温期のまま、子宮内膜がはがれ、「生理のような出血」を引き起こすケースもあるようです。本来生理がないはずの時期に出血が起こった場合、なんらかのトラブルがひそんでいる可能性もありますので、病院に受診することをオススします。

ただし、高温期と低温期の周期の数え方を間違っている場合もあります。
よくある間違いが、体温が低温相に変化したら「低温期1日目」、高温相になったら「高温期1日目」と数えてしまうケースです。
周期は、正しくは、生理の開始日を「低温期の1日目」、排卵日の翌日を「高温期の1日目」と数えます。基礎体温は、排卵や生理など、体に起きた変化が温度になって表れたものであり、「体温が下がったから生理になる」とか、「上がったから黄体ホルモンが活発になる」というのは全く逆。生理になるタイミングで体温は下がり、黄体ホルモンが活発になるタイミングで体温が上がるのです。

とくに、妊娠を希望して基礎体温をつけている場合、高温期がいつもよりも続くと「もしかして授かったのかな?!」とわくわくしますよね。その後、生理がきてしまうととてもがっかりして悲しい気持ちになってしまうでしょう。体温に左右されて一喜一憂するのは、余計なストレスになり、女性ホルモンに悪い影響を与えてしまいます。これでは本末転倒ですよね。

妊娠するかどうかは、健康な卵子が定期的に排卵されているかどうか、排卵のタイミングで健康な精子と巡り会えるかどうか。これがもっと重要なカギです。体温はあくまで「妊娠しやすいチャンスを知るための目安」と知っておきましょう。