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男性の不妊原因…性機能障害…

男性の不妊原因の1つに、「性機能障害」があります。
「性機能障害」とは性に関する様々な障害のことをいいますが、最も知られているのは勃起障害(勃起不全・ED)だと思います。(「性機能障害」の約70%が、勃起障害(勃起不全・ED)だといわれています。)

○勃起障害…性行為中、勃起が維持できない/まったく勃起しない症状をいいます。
勃起障害の場合、様々な原因が考えられます。前項でも少し触れましたが、神経系/血管系の異常・内分泌系の異常、そして性行為自体ができるかどうか不安を感じるといった心因性ストレスなどが挙げられます。
そして外因的原因として、過度のアルコール摂取/喫煙/(薬物依存)などがあります。
※過度のアルコール摂取は性欲を減少させるばかりでなく、精子の減少/精子の動きを低下させる原因になります。
※喫煙者と非喫煙者の精子を比較した場合、喫煙者の精子の数/運動率が、10~17%低下するといわれています(=もちろん、男性不妊の原因となります)。
そして「性機能障害」には、勃起障害(勃起不全・ED)の他に射精障害があります。射精障害の場合、最も多い疾病…それは膣内射精障害です。(「性機能障害」の約30%が、膣内射精障害だといわれています。)

○膣内射精障害…マスターベーションによる勃起&射精はうまくできるのですが、女性の膣内では射精できない症状をいいます。膣内射精障害の最も考えられる原因…それは、マスターベーションのし過ぎだといわれています。
マスターベーションでの刺激が強すぎる→膣内での刺激が足らない/刺激の感度が違い過ぎる等々によって、射精することができないのです。また膣内射精障害の他の原因として、包茎手術後になることがあります。その他の射精障害として、「射精が早過ぎて、うまく膣内で射精ができない早漏」「逆に射精にかかる時間が長過ぎる遅漏」「膀胱に射精をしてしまう逆行性射精」があります。さらに「性機能障害」のほんの一部の障害として、性欲低下障害・性嫌悪障害があります。
※性欲低下障害とは、仕事による過労やストレスなどによって性欲が減退する/セックス行為自体が嫌になる症状をいいます。
※性嫌悪障害とは、全ての異性に対して性交渉ができなくなる/妻(=夫)との性交渉をするときだけ、嫌悪感が走る症状をいいます。
性欲低下障害・性嫌悪障害は、ある意味、愛情の変化によるものが大きいと考えられています。
長年、夫婦として付き添うことで「妻(=夫)への愛情から、家族に対する愛情」へ変化したと考えられます。(性欲低下障害・性嫌悪障害…実は仲の良い夫婦であればあるほど、そうした症状が診られます。)