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鍼灸治療と高度生殖医療について

「何故、不妊症になってしまうのか」…それには、様々な理由があります。そして鍼灸治療だけでは、どうしても対応することができない原因もあります。
症状の1例を挙げるなら、器質的疾患の1つである卵管閉塞がそれに当たります(女性の場合)。(男性の場合、造精機能障害の1つである無精子症があります。)そうした症状がある場合、体外受精・顕微受精といった高度生殖医療の不妊治療が行われます。実は、高度生殖医療に鍼灸治療を併用することによって、妊娠する確率が非常に高くなるという報告があるのです。
ここにそれを証明する、2009年度:英国医師会誌の一節を紹介します。

「高度生殖医療を受けた女性が、24時間以内に鍼灸治療を行った場合、鍼灸治療を受けなかった女性と比べて、妊娠する確率が65%も高くなった。」

実際、体外受精・顕微受精の高度生殖医療の妊娠成功率は、20~30%といわれています。(20歳代の女性であっても、それほど妊娠成功率は低いのです。30歳代後半から増えてくる不妊症の妊娠成功率を考えれば…)それを考慮すると、高度生殖医療に鍼灸治療を絡めた不妊治療の妊娠成功率が、いかに高い確率であるかがわかると思います。
では何故、鍼灸治療を併用することで、妊娠成功率が飛躍的にアップしたのでしょうか。
残念ながら、それに対する明確な理由はわかっていません。
しかし、高度生殖医療を行ったあと(24時間以内)、理想的な子宮環境を保つため…つまり厚くて着床しやすい子宮内膜を形成するために、腹部・足のツボに鍼灸治療を行っているそうです。どちらにしても言えることとして、鍼灸治療で不妊症の原因とされる「身体の冷え・腎虚(じんきょ)・食生活の影響・お血(おけつ)」に対する治療法が、世界的にも認められてきているということです。(もはや東洋医学/西洋医学の概念は、取り払われてます。)
そして日本でも、高度生殖医療と鍼灸治療を併用した不妊治療が、多くの病院で行われるようになっています。
不妊治療で最も重要な事…それは受精卵が、いかに子宮内膜に着床するかということです。
鍼灸治療をすることによって、受精卵の着床率が高まること…それは不妊症に悩んでいる夫婦にとって、大きな意義を持っていると思います。高度生殖医療を考えている夫婦のみなさん、是非、妊娠成功率の効果を発揮する鍼灸治療の併用を念頭に考えてください。