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基礎体温からわかること

女性の体温は、低温期と高温期を周期的に繰り返しています。生理の開始とともに低温期に入り、その後、排卵を迎えて高温期になります。

 基礎体温をつけておくと、さまざまなことがわかります。

まず、排卵の有無がわかります
排卵を迎えると、体温はガクッと下がり、その後急激に体温が上がり高温期を迎えます。その間、妊娠していなければ体温がガクッと下がり、低温期に入り、生理が始まりますが、妊娠している場合、高温状態が続きます。
この、高温期の有無が、妊娠しやすい体かどうかを見分ける大きなポイントになると言われています。高温期がない場合、「無排卵月経」と言って、生理はあるけれど排卵をしていない疑いがあります。あるいは、高温期が短い場合。一般的に、高温期は14日程度続くと言われています(個人差はあります)が、これが9日以内と短い場合、黄体機能不全と言って、妊娠しにくい状態である可能性があります。

基礎体温からは、妊娠しやすい期間もわかります。 
排卵してからの卵子の寿命は約1日。精子の寿命は約3日と言われていますので、妊娠を希望する場合、排卵日の前後3日ほどをねらって夫婦生活を営むと効率がよいと言えます。

生理がいつもよりも遅れてしまっている場合も、基礎体温から、理由を読み解くことができます。基礎体温のグラフを見て、高温期が長く(21日以上)続いている場合は妊娠の可能性が、低温期が長く(高温期が2週間未満で、低温期が2週間以上)続いている場合は、排卵が遅れている可能性が高いです。妊娠の場合も、排卵の遅れの場合も、なるべく早めに産婦人科に相談しましょう。なお、ごくまれに、妊娠していても、生理のような出欠が起こる体質の方もいるようです。ゆえに、生理があっても、もしかすると妊娠している可能性はありますので、性交渉を行った経験のある女性は、万が一にそなえて基礎体温をつけておくと安心でしょう。

基礎体温をつけておくと、妊娠した際に、だいたいの出産予定日がわかります。出産予定日は、妊娠がわかってからさかのぼって最後の生理の始まった日を「妊娠の第1日目」と数えます。そしてそこから、280日(40週)を出産予定日とします(ただし、出産予定日はあくまで計算上のものです目安です)。普段から基礎体温をつけてグラフにしておくと、出産予定日が正確に判断しやすくなります。

このように、基礎体温からはさまざまなことがわかります。現在妊娠を希望しているかはもとより、とくにパートナーと性交渉を持つ女性であれば、基礎体温をつけて自己管理を行うと、イザというときに役に立つでしょう。